【s9 使用構築】クチシャンブルル木の実サイクル【最高2072最終2010】
s9お疲れ様でした。
今期もクチシャンブルルでレートに潜り、自己最高レートを更新することができたので記事に残したいと思います。
今回使った並びはこちら
【構築経緯】
前期使っていたクチシャンブルルをそのまま続投。
クチシャンブルルは相性のいいクチートとシャンデラに一貫する地面をブルルのグラスフィールドで補完する並びで詳しくは
こちらをご覧ください。
(*リンクの許可は頂きました。許可をくださったもちパンさんありがとうございます。)
次にシャンデラが出しづらいゲンガー、ゲッコウガ入りの構築や、マンダ軸に対して強く出れる2体目のZ枠として悪Zフェローチェを採用しました。
重たいカミツルギ、ハッサム、ミミッキュ、テテフなどに強く出れるクッションとしてテッカグヤ、
最後に電気無効枠兼崩し枠として剣舞ガブリアスを採用して構築が完成しました。
【個別解説】
威嚇→力持ち
意地っ張り157(252)-157(140)-145-×-130(116)-70
じゃれつく/叩き落とす/炎の牙→雷パンチ/不意打ち
最近流行りのHADクチート。ゲッコウガの臆病カノンZを良い乱数で耐える調整です。
技構成は元々炎の牙で使っていましたが、ガブで崩せないドヒドイデ入りのサイクル(ドヒドイデ+ポリゴン2やドヒドイデ+ブラッキーなど)に対して100%負けてしまっていたためそれらを崩せる雷パンチを採用しました。
ドヒドイデ対面は叩きから入れば雷パンチを警戒せず居座ってくることが多い(気がする)。
選出率は87.8%で1位
シャンデラ@ゴーストZ 貰い火
控えめ167(252)-×-122(92)-194(92)-119(68)-101(4)
相手のメガ枠がリザードンやバシャーモやルカリオの時に出します。
エアスラリザyが増加していると感じ、火力を落としgf回復込みで臆病リザyのエアスラを高乱数で2発耐えられる程度まで特殊耐久を伸ばしました。ただこの調整に変えてから一回もエアスラリザyに当たりませんでした。調整を変えるのが面倒で最後までこの調整で使いましたが、特殊耐久を伸ばしたおかげで勝った試合はほとんどなく、逆に火力を落としたせいでミリ耐えされて負けた試合が結構あったのでH204B124C172D4S4っていう調整の方がいいと思います。
選出率は50.2%で2位
意地っ張り177(252)-178(92)-136(4)-94-132(132)-99(28)
調整はHは16n+1、HDはC特化テテフのサイキネをGF回復込み2耐え、SはS-1の準速ミミッキュ抜き、余りA。
この調整はTwitterのffのアクアさんに頂きました。
刺さっている構築には初手で出しGFを展開していきます。
GFがクチートとシャンデラの性能を上げてくれる上にその2体で重い水タイプに強いのが優秀でした。
マジカルシャインはポイヒガッサで詰まないために採用しましたが、なぜか増えたジャラランガにイージーウィンできるため使い勝手はそこそこ良かったです。
選出率は45%で3位
フェローチェ@アクZ ビーストブースト
やんちゃ 146-207(252)-57-158(4)-51-203(252)
飛び膝蹴り/蜻蛉返り/イカサマ/冷凍ビーム
相手のメガ枠がボーマンダやゲンガーの時に出す自慢のアクZフェローチェ。
有利対面だと思い突っ込んでくるゲンガーやメタグロス、ギルガルドなどを返り討ちにします。
ただゲンガーは対面で引かれたり、守られたりすることがあり、グロスとガルドは乱数でしか落とせない上に耐久振りグロスが増え耐えられることが多かったため、不安定なポケモンでした。
端数は何も考えずにCに振りましたが、膝を2回割っても生存できるようにHに4振った方がいいです。
選出率は43%で4位
テッカグヤ@混乱実 ビーストブースト
腕白204(252)-122(4)-155(140)-114-131(76)-86(36)
ヘビーボンバー/火炎放射/宿り木の種/守る
調整はミミッキュの+2ゴーストZやギルガルドのゴーストZで木の実が発動するテンプレ。
主にブルルが出せない時のクッションとして扱いました。無難に強かったです。
選出率は30.9%で6位
ガブリアス@ラムのみ 鮫肌
陽気183-182(252)-116(4)-×-105-169(252)
本構築の電気無効枠兼崩し枠。
ラムのみを持たせることでカバルドン展開に強くなったり、ヒードランの噴煙火傷を気にせず後投げ出来たりとなにかと便利なアイテムでした。
主に受けサイクル系統やカバルドン入りの構築に選出することが多かったです。
選出率は33.7%で5位
【選出】
・クチート+Z(シャンデラorフェローチェ)+クッション(ブルルorカグヤ)
基本選出。こういう感じの選出がスムーズにできた時は勝率が高かったです。
主に受けサイクルへの選出。@1はテッカグヤかフェローチェのことが多かったです。
【重いポケモン】
受からないので不利対面を作った瞬間かなりきつくなります。フェローチェのアクZでうまく倒せれば勝てます。
テクスチャーされたら止まらないのでフェローチェとの対面を作るか、先にトリルを展開するしかないです。
受からないからきついです。頑張って不意圏内に入れます。
・サンダー
HBの場合ガブの剣舞でしか突破手段がないため上手くガブが流されると厳しかったです。
【結果】
最高2072最終2010
【終わりに】
S9はかなりのインフレで僕も波に乗って2100を目指していましたが、力不足で達成することが出来ず悔しかったです。
ただ最高レートを大幅に更新し、2000より上で戦っていく自信がついたのは良かったと思います。
最後にS9で当たった対戦相手の方、Twitterで応援してくれた方、本当にありがとうございました!
S10もよろしくお願いします。
質問等はTwitter @aynr_poke まで
【s8 使用構築】クチシャンブルル【最高最終2006】
s8お疲れ様でした。
s8において、ORASからの目標だったクチート入りの構築でレート2000を達成することができたので、記念に記事を残そうと思います。
今回使用した並びはこちら
【構築経緯】
S7が終わった後、構築記事を読み漁っていたら
*無断なので問題があればリンクは削除します。
この記事を見つけ、クチシャンブルルの並びが面白そうだから使ってみようと思いクチート、シャンデラ、ブルルの3体を採用しました。
次にクチシャンブルルの並びだとゲッコウガやメガゲンガー、アーゴヨンが重いのでそれらを上から叩けるフェローチェを採用。
ここまでだとヒードラン入りの構築や、低速サイクル、受けループなどを崩す手段が乏しいため剣舞ガブリアスを採用。
カプ・ブルルやフェローチェがギルガルドを呼ぶのでギルガルドへのメタとして身代わりポリゴン2を採用し構築が完成しました。
【個別解説】
威嚇→ちからもち
意地っ張り 157(252)-157(140)-145-×-130(116)-70
じゃれつく/はたき落とす/炎の牙/不意打ち
調整意図
・H-D
ゲッコウガのカノンZ最高乱数切り耐え
調整は
maygirl-pokemon.hatenablog.com
*無断なので問題があればリンクは削除します。
を参考にしました。
はじめはHAぶっぱで使っていましたが、ゲッコウガ入りに対しても積極的に選出したかったため、この調整に変更しました。対ゲッコウガ以外にもD振りが活きることは多かったためこの変更は正解でした。
技構成もはじめは炎の牙→剣の舞で使っていましたがハッサムとカミツルギが重いのと、ナットレイが居座ってくるのが許せなかったため炎の牙に変更しました。剣の舞が欲しい時もありましたが、それより炎の牙で拾った試合の方が多かったため、この変更も正解だったと思いました。
1900超えてからはじゃれつくを一回も外さなかっためっちゃ偉い子。 選出率1位
シャンデラ@ゴーストZ 貰い火
控えめ 161(204)-×-126(124)-205(172)-111(4)-101(4)
調整意図
・H
16n+1でGFの回復効率最大
・H-B
特化リザXの逆鱗、特化マンダの捨て身タックルを87.5%で耐える。
・H- D
特化テテフのフィールドサイキネを確定耐え、C1↑ポリゴン2のシャドーボールを81.3%で耐える。
・C
シャドボZでD4振りガブが確定一発。
調整は
*無断なので問題があればリンクは削除します。
を参考にしました。
ゴーストが一貫しているパーティに対しては有利対面を作ってシャドボZを打つ動きが強かったです。
技構成はタイプ一致のシャドボ、かえんほうしゃ、クチートのサポートや切り返しとして使えるトリックルーム、対害悪や自主退場できる呪い。
このポケモンのおかげでオニゴーリに対する勝率はかなり高かったです。選出率4位
意地っ張り 161(124)-179(100)-136(4)-×-137(172)-109(108)
調整意図
・H
16n+1でGFの回復効率最大
・H-B
特化ミミッキュのミミZで混乱実発動、一舞陽気メガギャラの氷の牙、ニ舞ギャラドスの氷の牙確定耐え。
・H-D
GF回復込みで特化テテフのサイキネを高乱数で2耐え。
・B<D
・S
岩石封じ一回で最速ミミッキュ抜き
調整は
*無断なので問題があればリンクは削除します。
を参考にしました。
チョッキではない理由は物理との殴り合いにも強くするためです。
このポケモンを使うのは初めてでしたが、自分が想像しているより全然強かったです。
ミミッキュを対面で倒しつつ半分近く体力を残せる点や他のカプに軒並み強いのが優秀です。技構成はウッドハンマー、ウッドホーン、岩石封じまでは確定。
自然の怒りはメタグロスやアーゴヨンなどのブルルから打点のない相手に交換読みで打ち、クチートの不意打ち圏内に強引に押し込むことができるため採用していましたが、正直打つ機会がかなり少なかったのでここは別の技の方がいいと思います。選出率2位
フェローチェ@いのちのたま ビーストブースト
無邪気 146-189(252)-57-158(4)-51-223(252)
飛び膝蹴り/とんぼ返り/ドリルライナー/れいとうビーム
教え技のドリルライナーのおかげでゲンガーで止まらなくなった最強のゴキブリ。
最速にすることで準速スカーフテテフより早く行動することができます。
刺さっているパーティが多く、3タテすることも少なくなかったです。
ただ耐久が低すぎるのですぐ先制技で縛られてしまいます。
技構成はタイプ一致の膝、ミミッキュの皮を剥がしつつサイクルを回せるとんぼ、ゲンガーやコケコに打つドリルライナー、ランドマンダへの打点であるれいとうビーム。選出率3位
ガブリアス@ドラゴンZ 鮫肌
陽気 183-182(252)-116(4)-×-105-169(252)
地震/逆鱗/炎の牙/剣の舞
調整意図
無し
電気無効枠。
シャンデラが勝てない炎タイプであるウルガモスやヒードラン入りの構築に出していきます。選出率は低いが出した時は活躍してくれました。選出率6位
ポリゴン2@進化の輝石 ダウンロード
控えめ 191(244)-×-110-145(52)-115-107(212)
トライアタック/シャドーボール/身代わり/自己再生
調整意図
・H
16n-1
・S
4振り85属抜き
・C
余り
最近流行りの身代わりポリ2。
フェローチェとブルルが呼ぶギルガルドに対して強く、ここまでで重たいゲッコウガやマンムーを一応受けることができます。
あとポリクチという並びをつくることでトリルポリ2を警戒させることができるかもしれません。
技構成はタイプ一致のトライアタック、ギルガルドを嵌めるための身代わり、自己再生、そしてギルガルドへの遂行を早めるために放電ではなくシャドーボール。
ただこの構成だとマンダに勝てないため、トライアタックをれいとうビームにするのもアリかもしれません。選出率5位
【選出】
・クチシャンブルル
基本選出。
主にカバリザグロスのようなパーティに対してこの選出をします。
相手のリザードンを倒すまではシャンデラの体力をしっかり管理しないと負けます。
一番多かった選出パターンであり、この選出がスムーズにできた試合は大体勝てていました。
相手のメガ枠がゲンガーやマンダの時多かった選出。@1はブルルが多かったです。
【きついポケモン、並び】
対面で勝てるポケモンがガブしかいない上に舞われたらガブも負ける。
鬼火持ちは無理。
メタグロスに対面有利なのがシャンデラしかいないので裏のドヒドイデやカビゴンなどでシャンデラが受けられてしまうと厳しいです。クチートで頑張るしかないが結局不意打ち択になるので安定しません。
・ポリ2より早いギルガルド
一回だけ当たって負けました。
・ヒコウZカグヤ
・エアスラリザY
リザをシャンデラで見ているので当たったら降参です。
【結果】
最高最終2006
【終わりに】
S8 お疲れ様でした。S9からも更に上を目指して頑張ろうと思います。
ここまで読んでくれてありがとうございました。